住まい作りに欠かすことのできない樹木。
この大切な樹木が育つには、長い時間が必要です。
しかも樹木は、地球上のCO2（二酸化炭素）を吸収して固定化しています。
この半世紀もの時間をかけて育った木材を使って、
建てられた住宅を、短期で壊してしまうのはまさに環境破壊。
植林をしてすまされることではありません。
省エネルギー住宅の問題とも別です。
しかもこの貴重な資源である木材は割かれて、削られて、
製品として使われるのは、わずかに30％強です。
60年かけてCO2を固定化してきた樹木を、
30％で取り返すための計算をすれば、
60年 ÷ 30％（0.3） ＝ 200年
地球の家族の一員として樹木を大切に使う、
「Earth Family 宣言」から家づくりを始めませんか。
【Earth Family宣言】
Earth Family宣言は、世代を超えて守ってこそ真の価値が生まれます。
日本の国の山林で、きれいな空気を吸って育った木。
樹齢60年の材でなければ採れない、5寸（150mm）の柱や梁。
存在感のある柱は、戯れながら遊んだ記憶として、
きっと子供達の心にも深く刻まれているはずです。
小さな体で抱きつけば、どれほど大きな木材として記憶に残るでしょうか。
いたずら心で、爪を立てて傷つけた跡も残ります。
大きくなった自分が、その思い出を自分の子供に語るのも楽しみです。
刻まれた傷もまたデザインであり、アルバムでもあります。
子から子へと、語り継ぐことができる家になります。
このためにも「Earth Family 宣言」は、
今のご家族全員のお名前を、記していただきたいと思います。
子どもや孫たちに継いでゆく、
地球の未来と、日本の家。
Earth Family 会員の役割です。